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簡単な車両チェックはドライバーが直接やろう!車両整備センター前にチェックしておく項目とは? -その1-


この春の時期だからこそやっておきたい、外部から入ってくる微細粉塵に対応するエアコンフィルターの交換方法や車両整備センターに行く前にしておくと良いセルフチェックリストについてお伝えしたいと思います。

春になると花粉症や黄砂、PM2.5などの微細粉塵のために辛い方も多いことでしょう。自動車の中であっても微細粉塵からは逃げることができません。知っておくと、外部から入ってくる微細粉塵の対策になります。
そして、車を快適に乗り続けていくためのコツをお知らせします。

エアコンフィルターの交換

一つ目は、「エアコンフィルターの交換」についてです。
自動車には、通常エアコンフィルターと呼ばれる抗菌フィルターが備わっています。抗菌フィルターは、外気の不純物や汚染物質を濾過して、自動車の内部の空気を除去してくれる重要な役割があります。
しかし、一般的に多くの方々が自動車のエアコンフィルターの重要性を認識していません。エアコンをつけた時にニオイが気になりだしてはじめて、ようやく点検をする人も多いかもしれません。
自動車に乗る人の健康を維持するためには、もちろん自動車のエアコンからニオイがしてくる前に、定期的に交換しておく必要があります。
通常、エアコンフィルターの交換サイクルは6ヶ月から1年と言われていますが、微細粉塵の濃度が高い時期などは、それよりも短い間隔で交換することをお勧めします。

では、エアコンフィルターはどのように交換するのでしょうか?
まず、車両内部の助手席グローブボックスを開き、固定ピンを外してから蓋を取り外します。そして、奥にあるエアコンフィルターケースから古いエアコンフィルターを取り外し、新しいフィルターを差し替えるだけです。
エアコンフィルターを長く使用していると、取り除いた異物がフィルターに溜まり、フィルター自体が目詰まりの原因になります。エアコンの風量が低下したり異物によって嫌な臭いが発生することもあります。頻繁にチェックして、交換するようにしましょう。

エンジンオイルの交換

二つ目は、「エンジンオイルの交換」についてです。
エンジンオイルは、自動車の心臓とも言われるエンジンに潤滑油を供給し、エンジンの摩耗を防ぐ役割をしています。エンジンオイル交換をせずに放置しておくと、最終的にはエンジンが故障する可能性があります。エンジン内部では、燃料の不完全燃焼によって、スラッジと呼ばれる燃えカスが発生します。このスラッジは、オイル交換を定期的に行っていればオイルと一緒に除去されるので、エンジン内部で詰まったりすることはありませんが、スラッジがエンジン内部に蓄積されてしまうと、エンジンオイルの循環を妨げるので最悪の場合、エンジンの焼き付きを起こしてしまい、車両火災を起こしてしまう危険性もあります。
エンジンオイルを交換しないことで、エンジンの故障につながることはもちろんのこと、思わぬトラブルを発生させてしまう要因ともなります。定期的にエンジンオイルの状態を確認して、適切に交換をするようにしましょう。

それでは、オイル交換の方法についてです。点検の前に、まず自動車を平坦な場所に駐車します。自動車のエンジンを通常の温度までウォームアップしてください。そして、エンジン始動を切った後、5分ほど待ってエンジンを完全に冷やした後、本格的な点検を開始します。
エンジンの熱が冷めたことを確認したら、次にオイルの量を確認するオイルレベルゲージを探します。一般的な自動車の場合、ボンネットを開けると、エンジンルームから輪っか状の取手が付いているものがあるかと思いますが、これがオイルレベルゲージです。このオイルレベルゲージを引き抜きます。引き抜いたオイルレベルゲージを、キッチンペーパーやウエスなどで拭き取り、オイルの状態確認をします。拭き取ったオイルの色やスラッジの状態でオイルが劣化しているかを判断します。もし、スラッジが混じったどす黒い色をしていた場合は、オイルが傷んでいる可能性があるのでエンジンオイルを交換した方が良いでしょう。
また、エンジンオイルの量が適切に入っているかどうかも確認しましょう。オイルレベルゲージの先の部分に「F」(上限)と「L」(下限)のマークが入っているところがあるかと思います。この「F」と「L」の間にオイルの跡が付いているかを確認して、エンジンオイルの量をチェックしましょう。「L」以下の場合、エンジンオイル補充が必要です。

一般的なエンジンオイルの交換周期は、次の通りです。

【軽自動車】
・ターボ車:5,000kmまたは6ヶ月
・普通車:10,000kmまたは6ヶ月

【ガソリン車】
・ターボ車:5,000kmまたは6ヶ月
・普通車:15,000kmまたは1年

【ディーゼル車】
・5,000km~10,000km

エンジンオイルの他にもチェックが必要なオイルがあります。それは、変速機の摩擦力を低減しスムーズな変速が行われるようにするミッションオイルです。ミッションオイルも、エンジンオイルと同じで、オイルの色によって交換するべきかどうかを判断することができます。
ミッションオイルの状態の確認は、まず車のエンジンをかけ、ギアをP-R-N-Dで、D-N-R-Pに移動します。そして、ギアをNに置いた状態でミッションオイルゲージを抜いてミッションオイルの状態を確認します。ミッションオイルの色がワインレッド系であれば交換しなくても良いのですが、茶色や鉄粉などの異物がある場合は交換する必要があります。
ミッションオイルは、通常、自動車の走行距離5万kmごとに交換します。走行距離10万㎞までは、ミッションオイルを使用しても性能に問題がないという報告もあります。
車両や日常の運転距離などに応じて交換周期は異なってきますので、自己点検の際によく確認するようにしてください。

今回は、自動車のエアコンフィルターやエンジンオイルの交換の目安にも役立つセルフチェックリストについて、ご紹介しました。いかがだったでしょうか?次回は、サスペンションやバッテリーなど、チェックが見落とされやすい部分のセルフチェックについてご紹介します。

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