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トンネル内で事故が多く発生する理由と、安全なトンネル内運転方法


日本には、山や海岸などの入り組んだ地形も多く、高速道路を走るうえでトンネルも避けられません。高速道路のトンネルは、大きな事故も発生している場所です。今回は、トンネルで重大事故が発生しやすい理由と、安全にトンネルを走行するためのポイントをご紹介いたします。

トンネル事故の原因

トンネル内で事故が多い大きな原因は、トンネル内では視界が悪くなることです。まず出入り口付近では、急に暗くなったり明るくなったりして、一瞬前が見えにくくなります。目が周りの明るさに慣れて見えやすくなるまで数秒かかるので、ドライバーは不安になって速度を落とすことがあります。もし、前車との車間距離が十分ないままトンネルに入ったり出たりすると、速度を落としている前の車に気づかずに追突する危険が出ます。
またトンネルとカーブや坂が重なる場所も注意が必要です。視界が悪いトンネル内では、カーブの見通しも悪くなります。緩やかな下り坂もわかりにくくなることもあり、気付かないうちにスピードが出ていて、カーブを曲がりきれないということも観察されています。
トンネル内は景色の変化がないため、長いトンネルでは眠気をもよおすこともありえます。視界が悪いことに加えて注意散漫になるととても危険ですね。

左右と天井を壁に覆われているトンネル内で、スピードが出たまま運転操作を誤ると、壁にピンボールのように衝突を繰り返し、他の車を事故に巻き込み大きな事故に発展する危険性もあります。火災事故を誘発しやすいとも言われます。

トンネルを安全に走行するには

原因を把握した上で、トンネルを安全に通過するためのポイントをチェックしておきましょう。

・ライトをきちんと点灯する

視界の悪いトンネル内では、ライトを点けて視界を確保することが重要です。ライトを点灯させれば、前の車の動きがつかみやすくなりますし、後ろの車も自分の車を認知しやすくなります。そうすると後ろの車からの車間距離も保ってもらいやすくなります。照明設備の整ったトンネルもありますが、やはりトンネル内は暗いので、ライトを点けることは重要です。

・視線を遠くに向ける

トンネル内では、壁に注意がとられて車線の左側に寄ってしまう危険があります。人間の視覚は興味を惹かれるものや、危険を感じるもの、つまり良くも悪くも強く意識が向くものに視線が集中してしまう傾向があるからです。そして視線が強く集中するとそこに近づいてしまう傾向もあります。また逆に、壁が怖くて右に寄ってしまうこともあります。そのような状況を避けるために、正しい姿勢でまっすぐ前をむき、視線を遠くにすること、車線の中央を走ることを意識します。

・車間距離をしっかり確保する

トンネル以外を走る時も車間距離は重要ですが、トンネル内は車間距離が詰まりやすいため、特に意識して車間距離を確保する必要があります。天候などの影響で視界が急激に変化した場合にも、車間距離が十分であれば、危険を避けることができます。スピードメーターをこまめに見て安定した速度を保ち、車間距離をしっかり維持することも大切です。

・車線変更を控える

トンネルによっては、片側が2車線以上あって白線で仕切られている、進路変更や追い越しのできるところもあります。前の車が遅くなって車間距離がみじかくなっても、追い越していきたくなります。それでも、トンネル内での追い越し運転は事故につながりやすいので、トンネルを出るまで同じ車線を走るほうが安全です。やむを得ず車線変更するときも、安全を十分に確認し、ウィンカーを点けて意思表示を行い、ゆっくりと移動を行いましょう。

・自分が走る予定の道路の特徴をチェックしておく

慣れない道を走る時は特に、前もって情報を得ておくことも役立ちます。今日走る道には長いトンネルや、トンネルが連続するようなところがあるでしょうか。長いトンネルに入る前、もし眠気や疲れがあるなら、無理せず休憩をとっておくことができます。ネット上でも、注意したい高速道路の危険区域などが紹介されていますので、少し調べておくこともできるかもしれません。

トンネルは閉鎖された空間のため、事故が発生すると他の車を巻き込んで重大なものに発展する危険があります。高速道路を走る時もトンネル通過は避けがたいですが、トンネルならではの危険をしっかり把握して、安全に走行したいですね。

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